滋賀県広域スポーツセンター 　ニュースポーツルール集 　 　　　場所：屋内・外　人数：3人対3人 ◆　トリプルテニスをする前に 　トリプルテニスは、経験者だけでなく、高齢者や初心者にも気軽に楽しめるスポーツとして、昭和58年に近江八幡市ソフトテニス協会で考案された3人制ソフトテニスです。 3人制なので、一人あたりの守備範囲はコート半分以下になり、プレーに余裕が持てるため、フォアーを主に打ち合えることや、ラリーが続きゲームがおもしろくなるのが特徴です。また、ローテーションを取り入れているので、オールラウンドにプレーできるようになり、助け合う精神でチームプレーが楽しめます。 用　具 ＊ソフトテニス用   ラケット ＊ソフトテニス用   ボール 場　所　・　コ　ー　ト ＊ソフトテニス用コート（硬式テニスのダブルスコートでも可） 　 ゲ　ー　ム　の　進　め　方 (1) 1チーム3〜6人で編成する。 (2) ポジションは原則として、前衛1人後衛2人の3人で行い、相手のサービスネットを越えれば、フリーポジションとなる。 (3) サーブあるいはコートの選択は、じゃんけんで決める。 (4) サーブは1球ずつ、後衛の2人が交互に行う。初回は右ベースラインの外から、相手右サービスコートへ行い、以後ポイントごとに、左右交互に行う。ネットインはやり直す。1本目フォルト（失敗）の場合は、もう1回できる。（高齢者の場合は3回目までＯＫとする。） (5) レシーブは後衛の2人が交互に行う。サーブのレシーブはワンバウンド後、ツーバウンドする前に打つものとする。それ以後は、ノーバウンドでもよい。 (6) サービスは、ゲーム終了（6ポイント先取）まで行う。 (7) 1ゲームごとに右回りで、ポジションを一つ移動（ローテーション）する。 (8) ゲームの途中で、1回1分以内で、1マッチ（試合）中3回まで（1ゲーム中1回） (9) 選手の交替は、1ゲーム中2回までできる。 ル　ー　ル (1) フォルトとアウト・イン ・サービスの場合、例えば右側のベースラインの後ろからサーブされたボールが、ライトサービスコートの範囲内 　にワンバウンドしなければフォルトとなる。（オンラインは、インとする。） ・サービス以外の場合、サイドラインとベースラインで囲まれた範囲内でワンバウンドすればインとなり、外れれば 　アウトとなる。（オンラインは、インとする。) (2) 次の場合は、相手のポイントとなる。 �@ボールがツーバウンドする前に返球できなかったとき。 �Aラケットから手を離して返球したとき。 �Bネットを越えて打球したとき。 (3) その他のルールは、日本ソフトテニス連盟のルールに準じて行う。 (4) 勝敗の決め方 �@ゲーム数 　1マッチ（試合）は、5ゲーム（3ゲーム先取）または7ゲーム（4ゲーム先取で行う。 　3ゲーム（2ゲーム先取）も可。 �Aゲームの勝敗 　1ゲームは、6ポイント先取。両チームが5ポイントずつの同点の場合は、デュース（2ポイント連取）とする。 　デュースが5回続いた後は、タイブレイク（1ポイント先取）とする。 ち　ょ　っ　と　ひ　と　こ　と ＊高齢者用に開発された種目ですが、中学生などを対象にした初心者への導入としても最適です。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《近江八幡市ソフトテニス協会考案ルールより》 　Copyright c Shiga Amateur Sports Association. All Rights Reserved.