滋賀県広域スポーツセンター  ニュースポーツルール集

 ダーツ  ダーツ  場所:屋内 人数:2人以上


◆ ダーツをする前に

 
現在、世界中で愛されているダーツの起源は、500年以上も昔のイギリスへとさかのぼります。1455年、「バラ戦争」へと駆り出されたイギリス人兵士たちが、武器の弓矢を使って的を射、戦場での不安を紛らわせたのが始まりです。その後、弓を使わず素手で投げられるよう矢は短く切られ、1896年、イギリス人ブライアン・ガムリン氏によって的に点数区分をつける方法が考案され、現在のボードの原形ができあがりました。


用 具

*ダーツ用スタンドおよびマット・・・無くてもよい



場 所 ・ コ ー ト

床からボードの中心までが173cm、ボードの表面からスローイングラインまでは、237cmの所に設置します。20点が真上にくるのが基本です。スローイングラインを踏んで投げてはいけません。また、車椅子の場合133cmの高さにボードを設置します

 

ゲ ー ム の 進 め 方

<501・ファイブ・オー・ワン>
(1) コイントスかじゃんけんで勝った方からダーツをボードのブル(中心)に向かって投げ、より近い方を先攻とする。

(2) スタートの際の持ち点は各自501点で、先に得点が0になった方が勝つ。得点は、3本のダーツの刺さった数字の合計を毎回ひいていく。3ゲーム1セットとする。

(3) 最後は必ずダブリングもしくはインナーブルにいれて、ジャスト0点にしなければ終われません。このときにダーツ(矢)は残ってもかまいません。

(4) 得点が残りスコアより1点でも多くなったとき、ダブルリングに入らず残りスコアが0になったとき、残りスコアが1点になったとき、スコアオーバーとなる。スコアオーバーしたら、その回の得点は0となり、次の番を待ちます。

(5) 20スロー60ダーツが制限ダーツ数。つまり3本ずつ20回以内に終了させます。2人ともが終わらなかった時は、ミドルフォーディドル(先攻・後攻を決めた方法)で勝負を決めます。


<アンダー・ザ・ハット>
(1) ミドルフォーディドルで順番を決めます。

(2) 番の人から順に3本ずつ投げ、得点をスコア表に記入します。次投げる人は前の人より高い得点をあげればクリア。同点でも負けとなり、1ポイント失います。3ポイント失った人はその時点で失格となってゲームを抜け、最後に残った人がチャンピオンです。

(3) 2番以後の人も同じように投げていき、最後の人が終われば1番に戻って投げます。


ル ー ル

得点の数え方


(1) 3本投げ終わり、得点をコールする前に落ちてしまったダーツは得点にならない。後から投げたダーツに当たって落ちた場合も同じとする。

(2) 先に刺さっているダーツに刺さったときは、ダーツのポイントがボードにさわっているかを確認し得点か無得点かを判断する。

(3) テークバックのときであればダーツを落としてもやり直すことができる。


ち ょ っ と ひ と こ と

*決められた数字を全員でねらい、持ち点を増やしていく<ハーフ・イット>もある。

                        《THE SPIRIT OF DARTS 「ASICS Corporation」 より》



 Copyright c Shiga Amateur Sports Association. All Rights Reserved.