滋賀県広域スポーツセンター  ニュースポーツルール集

 ビーチボール  ビーチボール  場所:屋内 人数:4人対4人


◆ ビーチボールをする前に

 
ビーチボールは、1979年富山県朝日町で考案されたスポーツです。2つのチームがバドミントンコートでネットごしにビーチボールを打ち合い、決められた点数を早く得点することを競います。この競技にはこんな特徴があります。

・既存のバドミントンコート、ネット等を利用して楽しめます。 
・ボールが柔らかいので、突き指の心配はありません。
・ボールのスピードがやや遅く、知らず知らずのうちにボールをどこ
 までも追いかけるので、運動量も多くなります。
・ボールが変化してくるので意外性に富み、初心者から上級者
 の方まで力量に応じてプレーを楽しめます。


用 具

*ビーチボール用ネット(バドミントンネット可) 
*アンテナ
*ポール(高さ180cm)
*ビーチボール
*得点板


場 所 ・ コ ー ト

バドミントンのダブルスコートを準用し、以下のとおり設定する。

 

ゲ ー ム の 進 め 方

(1) ポジション
1チームのプレーヤーは4人とし、前衛2人、後衛2人のポジションに位置し、サービス権を得るごとに右回りに1つずつローテーションする。

(2) サービス
@サービスは1本。前衛右のプレーヤーが、主審の合図によってサービスコート内からアンダーハンドで相手コー
 ト内に打ちこむ。
Aサービスの前には、ボールを正面に構えて、身体および両足がネットと正対しないと、主審の合図が出な
 い。
B正対の姿勢から1歩だけ前に踏み出してもよいが、サービスのとき、サーバーの両足の一部は床面について
 いること。
Cサービスは、サイドアウトになるまで同一サーバーによって続行する。

(3) チェンジコート
@各セットごとに行う。(サービス権は前のセットで最初にサービスをしなかった側)
A第3セットは、いずれかのチームが5点先取したとき、再び行う。

(4) 得点、サイドアウト及び勝敗
@サービス権のあるチームが勝てば1点獲得し、逆にないチームが勝てばサービス権の移行のみとする。
A得点あるいはサービス権の移行は、アウト・オブ・バウンズなど、下記の反則を犯したときとする。
B9点先取したチームをそのセットの勝者とする。
C両チームが各々8点を得た場合は、2点勝ち越したチームをそのセットの勝者とする。
D3セットマッチで、2セット先取したチームをその試合の勝者とする。

☆大会によっては時間短縮のため、第3セットのみ15点先取のラリーポイント制にすることもある。このときのチェンジコートは8点先取時となる。

ル ー ル

(1) ボールの一部でもラインにかかればセーフ。(アウト・オブ・バウンズ)

(2) 4度以上プレーしたとき。(オーバータイムス)但し、プレー中にボールがネットに触れた場合は、5度以上プレーしたとき。

(3) その他の反則(ドリブル、オーバーネット、タッチネット、インターフェア等)
6人制バレーボール競技規則に準ずるが、詳しくは「ビーチボールのルール」による。


ち ょ っ と ひ と こ と

*ボールに回転を与えると変化が得られ、相手には取りにくくなります。

*サービスの上達は勝利への近道です。サービスに一工夫しましょう。

*特にアキレス腱への負担が大きいので準備運動を入念にしましょう。

                        《朝日町文化体育振興公社発行「ビーチボールのルールより》



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