滋賀県広域スポーツセンター
ニュースポーツルール集
場所:屋内・外 人数:2人対2人以内
◆ クロリティーをする前に
スポーツ輪投げ“クロリティー”は、アメリカで人気の高い歴史のあるゲーム“ホースシューズ”と日本の伝統的な輪投げをミックスして考案されたスポーツ輪投げです。この競技の特徴は、リングが目標棒に入らなくても、リング(輪)の一部がボード(得点盤)内にあれば得点になることです。また、次のプレーヤーの機転で、すでに投げられた味方のリングを有利にしたり、相手のリングを不利にしたりできるおもしろさがあります。子どもから高齢者まで幅広く楽しめます。
用 具
【得点板】
75p×75pの正方形の公認ボード。傾斜角度は30度。
【リング】
内径13p外径18p重さ150〜200gのゴム製で2種類(金・銀)
場 所 ・ コ ー ト
【
レーン
】
幅91p・長さ10mの平らなレーン。3・5・7・9mにラインを引く。
ゲ ー ム の 進 め 方
(1)
人数
・シングルス(1対1)
・ダブルス(2対2)
・ミックスダブルス(男女各1対男女各1)
(2)
方法
@ ジャンケンまたはコインで投げる順番を決める。(先攻は銀色、後攻は金色)
A 審判の笛の合図でゲーム開始。
B シングルスは交互に1個ずつ、各10のリングを片手で投げる。
ダブルスは、先攻・後攻交互に1投ずつ計5回投げる。
(3)
勝敗の決め方
競技は3セット及び1セットマッチプレーで行い、得点の総合計で決める。
下記は、1セットマッチプレーの場合(得点はすべて審判が決定します。)
区 分
シングルス
ダブルス(ミックスダブルス)
対 象
一般
子供・高齢者
一般
子供・高齢者
投げる距離
5・7・9m
3・5m
5・7・9m
3・5m
最高得点
300点
10投×3回
=30投
200点
10投×2回
=20投
600点
10投×3回×2人
=60投
400点
10投×2回×2人
=40投
ル ー ル
(1)
有効得点
それぞれの距離からボードに向けて投げた後、有効得点を数える。
・正しく投げられたリングがボード上にあること。
・得点はリングが半分以上かかっているエリアの点数によって決める。
@ ボード上に単独にあるもの
A 相手チームのリングの上に3分の1以上重なっている場合
B センターポールにかかっている場合
C リアクションボードを利用してボード上にリングがある場合
【得 点 例】
[図1]
[図2]
[図3]
Bチームの得点。
一番上の輪によって点数が決まる。この場合3分の1以上重なっているので、下にある輪の両方とも、有効得点を失う。
3分の1以上重なっているので、一番上の輪と同じチームの輪(Aチーム)は得点となり、Bチームの輪は有効得点を失う。
どの輪も有効得点となる。
同チームの輪だから、3分の1以上の重なりであっても、有効得点となる。また一番下の輪は、Bチームの輪であるが、重なりが3分の1以下なので、これも有効得点となる。
(2)
無効得点
反則投げ輪や地面上に落ちた後、バウンドしてボード上にある場合。
※反則やバウンドしたリングの影響によってボード上に変化が生じたときは、審判員によりすみやかにもとの状態に戻す。
(3)
反則(フォルト)
・審判の指示に従わないで勝手に投げた場合
・投げる順番を間違えた場合
・投げる時にラインを踏んだりラインから足が 出た場合
・両手でリングを投げた場合
・投げたリングが落ちて静止しないうちにプレーヤーが動いて、ラインより前に出た場合
・1度に2個以上のリングを投げた場合
ち ょ っ と ひ と こ と
*リアクションボードを利用してプレーすれば、駆け引きもあり、楽しく行えます。
《日本クロリティー協会ハンドブックより》
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