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令和3年度公認コーチ2(共通科目Ⅱ)養成講習会の開催について
標記講習会について、令和3年度においては新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、日本スポーツ協会においてのみ主催されることになりました。
受講方法および受講の手引き等は、以下のリンクから確認することができます。
https://www.japan-sports.or.jp/coach/tabid209.html
受講希望の方は、開催要項の受講条件をご確認の上、「指導者マイページ(https://my.japan-sports.or.jp/login)」から申込手続きを行ってください。
スポーツ情報誌「Bispo!+」Vol.28を発行しました!
次回29号は9月末に発行予定です!
スポーツ情報誌「Bispo!+」は、お近くの滋賀県スポーツ協会指定管理施設、図書館・公民館、社会体育施設、農業協同組合各支所などに配架しています。
配架にご協力いただけるお店や企業さまを、随時募集しています。お気軽にお問合せください。
公益財団法人滋賀県スポーツ協会「ビスポ係」
FAX:077-521-8484 Email:shiga-sport@bsn.or.jp
Bispo!+通信 支える人特集「有志による野球肘検診がスタート」
3月20日(土)多賀町立滝宮スポーツ公園にて、彦根学童野球連盟に所属し検診を希望したチームに対し、少年野球の野球肘検診が行われました。近畿圏でも奈良県や京都府は先駆的に行われてきましたが、滋賀県では初めての試みでした。
長浜でパーソナルジムPHYSIOを運営し、企画から当日の検診まで参加された理学療法士の辻村孝之氏にお話を伺いました。
◆野球肘検診の取組を行うまでの経緯について教えてください
所属するJNOS(一般社団法人日本整形内科学研究会)の関西ブロック集会のエコーセミナーでインストラクターをしていた際に、同会に参加されていた小林博樹さん(広島外科整形外科医院 理学療法士 彦根学童野球連盟)から、「滋賀でも野球肘検診を実現したい」という相談を受けました。そして小林さんの熱意に賛同して今回県内外から整形外科医3名、理学療法士6名、柔道整復師4名、計13名の先生方にご協力いただき実現することができました。
3月20日の検診では100名以上の選手を検診し、1名の初期の軟骨損傷を見つけてあげることができました。全国的に見ても検出率は1%程度になるそうです。
◆「野球肘検診」はなぜ野球少年に必要なのでしょうか
学童野球で一日70球の投球制限が始まり、オーバーワークによる怪我に対する意識が高まっていますが、野球肘の障害の中でも外側型と呼ばれる離断性骨軟骨炎は、症状が出てからでは発見が遅れ手遅れになることが問題になっています。超音波エコー診断装置を使った肘の検診によって選手に自覚がなくても病態発見につなげることができます。早期発見し、将来肘を壊さず活躍できるように、また「プロ野球選手を育てるためではなく、大人になった時に肘の変形でつきたい仕事ができないということを防ぐこと」も野球肘検診の重要なポイントです。
◆「野球肘検診」では具体的にどのようなことをするのでしょうか
今回は超音波診断装置(日立社製ARIETTA Prologue(日本シグマックス社協力))を用い、ひじを伸ばした状態と曲げた状態で骨や軟骨の状態を確認します。異常所見がある選手には理学療法士や柔道整復師などが身体評価を実施。その後、滋賀県内の整形外科での精密検査や治療、練習量の調整やリハビリなどによる医学的管理に基づき、より良いパフォーマンスでの復帰を目指します。
◆今後の取組予定について
今回は10年間野球肘検診を実施している奈良県から2名、京都府から1名のスポーツ整形の整形外科医にご賛同いただき検診に来ていただくことができました。今後も滋賀県における野球肘検診の取組が持続可能なものとなるように、関係機関にもご賛同を得られるよう努力をしていきたいと考えます。また将来は社団法人として活動していければと考えており、今回の取組の代表者である理学療法士と連携し活動していきたいと思います。
辻村 孝之 氏 集合写真前列左から2人目
小林 博樹 氏 集合写真前列左から4人目
◆ご自身の取組について
私事ですが、一昨年、健康経営エキスパートアドバイザーの資格を取得し、肩こり腰痛の予防改善から健康経営をサポートする合同会社PROWELLを立ち上げました。青少年スポーツや学校教育などの分野においても私の特異な経験を活かせるなら、傷害予防や、学校教育における姿勢の教室などの取組を行っていきたいと考えています。
◆辻村氏より
スポ―ツ傷害も健康寿命に関わる慢性痛も、早期発見し、因果関係を理解することができれば大変な経験をせずに済みます。予防に勝る治療はありません。一日24時間という与えられた時間を大切にし、重症化してから名医を探す前に、信頼できる身近な先生のもとで正しい情報を整理しセルフケアに取り組み、主体的に充実した毎日を過ごしてください。
◆プロフィール
辻村 孝之(つじむら たかゆき)
長浜市出身 44歳
平成13年 理学療法士免許取得
平成18年 パーソナルジムPHYSIO代表
平成24年 滋賀医大附属病院学際的痛み治療センター非常勤講師
平成28年 日本筋膜性疼痛研究会 役員に就任
平成30年 (一社)日本整形内科学研究会 理事に就任
令和2年 合同会社PROWELL代表社員
・社会福祉法人に勤務しながら、重症化予防や健康保持増進の重要性を感じ、保険外でのリハビリやトレーニングの重要性に気づきPHYSIOを起業。PHYSIOを運営しながら、滋賀医大附属病院学際的痛み治療センター非常勤講師として痛み専門リハ外来を担当し、またファシアを研究する学術団体(一社)日本整形内科学研究会(JNOS)の理事/関西ブロック副部長も務める。
◆今回の野球肘検診について
主催:彦根学童野球連盟 SBBCS(Shiga BaseBall Club Supports)
協力:日本シグマックス株式会社 多賀少年野球クラブ
※掲載する内容について
記載された固有名詞や数値等の正確性、適性についての内容は、当協会の見解を述べるものではありません。
※今回の取組へのお問い合わせについて
上記の主催団体、彦根学童野球連盟またはSBBCSまでお問い合わせください。
びわ湖駅伝スポーツフェスティバル2020大会結果
小学生クラス(男子) 小学生クラス(女子) 小学生クラス(混合)
参加していただきありがとうございました!
次年度の参加もお待ちしております!
令和3年度スポーツドクター養成講習会の開催について
日本スポーツ協会より、上記の講習会についての募集案内が公開されました。
令和3年度の受講を希望される方は、書類をダウンロードし、
「新規受講申込書(Excel)」に必要事項をご記入の上、滋賀県スポーツ
協会までメールにてご提出ください。
その他、必要となる書類等につきましては「新規受講申込書」の提出後、
滋賀県スポーツ協会より別途連絡いたします。
なお、受講にあたり、受講希望者には2025年に滋賀県で開催される国民
スポーツ大会およびその後の本県のスポーツ振興にご協力いただくことを
前提としております。全受講希望者を滋賀県スポーツ協会で審査の上、
本協会からの推薦者として決定いたします。
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滋賀県スポーツ協会への申し込み締め切り: 令和3年4月15日(木)必着
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詳細については、公益財団法人日本スポーツ協会 ホームページ(公認スポーツ
ドクター)をご参照ください。こちらから>>
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※ダウンロードデータ・・様式はこちらから>>
①令和3年度日本スポーツ協会公認スポーツドクター養成講習会 開催要項
②日本スポーツ協会公認スポーツドクター養成講習会 カリキュラム
③日本スポーツ協会公認スポーツドクター養成講習会 受講の流れ
④令和3年度公認スポーツドクター養成講習会 新規受講申込書
⑤診療科目名・専門スポーツ ID一覧
すきま時間で出来る簡単トレーニング&コンディショニング動画をアップしました!
すきま時間で出来る簡単トレーニング&コンディショニングとして10種類のトレーニングを滋賀県スポーツ協会公式YouTubeチャンネルでご紹介しています。
コロナ禍で運動の機会が限られている中、在宅時のすきま時間にできる運動を取り入れてみましょう。
【トレーニング一覧】
・O脚予防ストレッチ
・ウエスト周りトレーニング
・ヒップアップトレーニング
・開脚ストレッチ
・肩こり予防ストレッチ
・腰痛予防ストレッチ
・姿勢改善ストレッチ
・膝痛予防ストレッチ
・有酸素運動トレーニング
・腕周りトレーニング
動画はこちらからご覧いただけます。
提供:滋賀県立栗東体育館
令和2年度公認スポーツ指導者等表彰 伝達
今年度の標記表彰について、滋賀県からは下記の3名の方が受賞されました。
※本表彰の詳細についてはこちらをご覧ください。
・滋賀県銃剣道連盟 坂出 良彦 氏
・滋賀県スポーツ指導者協議会 大谷 光子 氏
・滋賀県競技力向上対策本部医・科学委員会 麻生 伸一 氏
本表彰は新型コロナウイルスの影響で、例年公認スポーツ指導者全国研修会にて行われていた表彰式が中止となり、各推薦団体より受賞者の皆さまへ伝達が行われました。
受賞決定より時間は経っておりますが、ここでご紹介とさせていただきます。
受賞された皆さま誠におめでとうございました。
今後もご活躍を心から祈念しております。
滋賀県銃剣道連盟
坂出 良彦 氏
滋賀県スポーツ指導者協議会
大谷 光子 氏
滋賀県競技力向上対策本部医・科学委員会
麻生 伸一 氏 (写真右)