Archive for the ‘未分類’ Category
Bispo!+通信 支える人特集「有志による野球肘検診がスタート」
3月20日(土)多賀町立滝宮スポーツ公園にて、彦根学童野球連盟に所属し検診を希望したチームに対し、少年野球の野球肘検診が行われました。近畿圏でも奈良県や京都府は先駆的に行われてきましたが、滋賀県では初めての試みでした。
長浜でパーソナルジムPHYSIOを運営し、企画から当日の検診まで参加された理学療法士の辻村孝之氏にお話を伺いました。
◆野球肘検診の取組を行うまでの経緯について教えてください
所属するJNOS(一般社団法人日本整形内科学研究会)の関西ブロック集会のエコーセミナーでインストラクターをしていた際に、同会に参加されていた小林博樹さん(広島外科整形外科医院 理学療法士 彦根学童野球連盟)から、「滋賀でも野球肘検診を実現したい」という相談を受けました。そして小林さんの熱意に賛同して今回県内外から整形外科医3名、理学療法士6名、柔道整復師4名、計13名の先生方にご協力いただき実現することができました。
3月20日の検診では100名以上の選手を検診し、1名の初期の軟骨損傷を見つけてあげることができました。全国的に見ても検出率は1%程度になるそうです。
◆「野球肘検診」はなぜ野球少年に必要なのでしょうか
学童野球で一日70球の投球制限が始まり、オーバーワークによる怪我に対する意識が高まっていますが、野球肘の障害の中でも外側型と呼ばれる離断性骨軟骨炎は、症状が出てからでは発見が遅れ手遅れになることが問題になっています。超音波エコー診断装置を使った肘の検診によって選手に自覚がなくても病態発見につなげることができます。早期発見し、将来肘を壊さず活躍できるように、また「プロ野球選手を育てるためではなく、大人になった時に肘の変形でつきたい仕事ができないということを防ぐこと」も野球肘検診の重要なポイントです。
◆「野球肘検診」では具体的にどのようなことをするのでしょうか
今回は超音波診断装置(日立社製ARIETTA Prologue(日本シグマックス社協力))を用い、ひじを伸ばした状態と曲げた状態で骨や軟骨の状態を確認します。異常所見がある選手には理学療法士や柔道整復師などが身体評価を実施。その後、滋賀県内の整形外科での精密検査や治療、練習量の調整やリハビリなどによる医学的管理に基づき、より良いパフォーマンスでの復帰を目指します。
◆今後の取組予定について
今回は10年間野球肘検診を実施している奈良県から2名、京都府から1名のスポーツ整形の整形外科医にご賛同いただき検診に来ていただくことができました。今後も滋賀県における野球肘検診の取組が持続可能なものとなるように、関係機関にもご賛同を得られるよう努力をしていきたいと考えます。また将来は社団法人として活動していければと考えており、今回の取組の代表者である理学療法士と連携し活動していきたいと思います。
辻村 孝之 氏 集合写真前列左から2人目
小林 博樹 氏 集合写真前列左から4人目
◆ご自身の取組について
私事ですが、一昨年、健康経営エキスパートアドバイザーの資格を取得し、肩こり腰痛の予防改善から健康経営をサポートする合同会社PROWELLを立ち上げました。青少年スポーツや学校教育などの分野においても私の特異な経験を活かせるなら、傷害予防や、学校教育における姿勢の教室などの取組を行っていきたいと考えています。
◆辻村氏より
スポ―ツ傷害も健康寿命に関わる慢性痛も、早期発見し、因果関係を理解することができれば大変な経験をせずに済みます。予防に勝る治療はありません。一日24時間という与えられた時間を大切にし、重症化してから名医を探す前に、信頼できる身近な先生のもとで正しい情報を整理しセルフケアに取り組み、主体的に充実した毎日を過ごしてください。
◆プロフィール
辻村 孝之(つじむら たかゆき)
長浜市出身 44歳
平成13年 理学療法士免許取得
平成18年 パーソナルジムPHYSIO代表
平成24年 滋賀医大附属病院学際的痛み治療センター非常勤講師
平成28年 日本筋膜性疼痛研究会 役員に就任
平成30年 (一社)日本整形内科学研究会 理事に就任
令和2年 合同会社PROWELL代表社員
・社会福祉法人に勤務しながら、重症化予防や健康保持増進の重要性を感じ、保険外でのリハビリやトレーニングの重要性に気づきPHYSIOを起業。PHYSIOを運営しながら、滋賀医大附属病院学際的痛み治療センター非常勤講師として痛み専門リハ外来を担当し、またファシアを研究する学術団体(一社)日本整形内科学研究会(JNOS)の理事/関西ブロック副部長も務める。
◆今回の野球肘検診について
主催:彦根学童野球連盟 SBBCS(Shiga BaseBall Club Supports)
協力:日本シグマックス株式会社 多賀少年野球クラブ
※掲載する内容について
記載された固有名詞や数値等の正確性、適性についての内容は、当協会の見解を述べるものではありません。
※今回の取組へのお問い合わせについて
上記の主催団体、彦根学童野球連盟またはSBBCSまでお問い合わせください。
滋賀のアスリートを特集した番組の放送が開始!!
2025年の「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」へ滋賀のアスリートが輝くための軌跡を追う
『アス・ロード~滋賀のアスリート2025への道~』の放送が12月6日に開始!!
みなさん一緒に滋賀のアスリートを応援しましょう!!
番組紹介は>>こちらから
ON AIR ☞ 2020年12月6日(日)~ 2021年2月14日(日)
毎週日曜日 18:05~ ※2021年1月3日(日)を除く
見逃した方は、You Tubeでもご覧になれます! >>こちらから
【滋賀県会場】日本体育協会公認スポーツ指導者ライブオンセミナー参加者募集
コーチング初心者の方を対象に、スポーツ指導を行う上で指導対象者との信頼関係構築に不可欠とされるコーチングスキルやコミュニケーションスキルについての講習会を滋賀県で開催します!
平日夜間の開催になっていますので、奮ってご参加ください。
期日:平成29年7月6日(木)、7日(金)、13日(木)全日19時~21時(受付は18時30分より)
※本セミナーは3日間で1つのセミナーとしてのお申込となります。1日単位でのお申込は受付できませんので予めご了承ください。
会場:滋賀県立武道館 大会議室
募集期間:平成29年5月1日~平成29年6月22日
申込方法:日本体育協会「指導者マイページ」>義務研修検索で本セミナーを検索してお申し込みください。※検索する際は、申請団体を公益財団法人日本体育協会にしてください。
※注意事項
本研修会に2日間以上参加した場合、日本体育協会公認スポーツ指導者資格の更新のための義務研修となります。
ただし、水泳、サッカー、テニス、バドミントン、剣道、空手道、バウンドテニス、エアロビック(上級コーチのみ)、チアリーディング(コーチのみ)、スクーバ・ダイビング、スポーツドクター、スポーツデンティスト、アスレティックトレーナー、スポーツ栄養士、クラブマネジャー、プロゴルフ(教師・上級教師)、プロテニス、プロスキーの資格者については、別に定められた条件を満たさなければ資格を更新できません。テニスの指導者は2ポイントの実績になります。(平成29年4月1日現在)
平成29年度 公募型プロポーザルの実施について
平成29年度スポーツ情報誌「Bispo+」企画・作成等業務の委託について、次のとおり公募型プロポーザルを行います。
平成29年6月9日 公益財団法人滋賀県体育協会 会長 河本英典
【1公募型プロポーザルに付する事項】
1.委託業務名:平成29年度スポーツ情報誌「Bispo+」企画・作成等業務委託
2.委託業務の内容等:別紙「平成29年度スポーツ情報誌「Bispo+」企画・作成等業務委託仕様書」のとおり 業務委託仕様書(PDF)
3.委託期間:委託契約締結日から平成30年3月31日まで
4.納入場所:業務委託仕様書のとおり
5.参考価格:5,655,312円(消費税および地方消費税を含む。)
【2プロポーザル参加に必要な資格】
以下の条件にすべて該当する場合に参加することができます。
(1)滋賀県競争入札参加資格者名簿に登載されている者(新たに参加資格を得ようとする者は、プロポーザル参加書提出期限までに済ませておくこと)であること。また、情報誌の企画・作成等の業務を実施した実績のある者であり、発注者と意思疎通が充分にとれること。
(2)本業務について、充分な業務遂行能力を有し、適正な経理執行体制を有すること。
(3)地方自治法施行令第167条の4に規定する者に該当しない者であること。
(4)次のいずれにも該当しない者であること。
①民事再生法(平成11年法律第225号)第21条第1項の規定による再生手続の申し立てをされた者。
②会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項の規定による更正手続開始の申し立てをした者又は同条第2項の規定に基づく更正手続開始の申し立てをされた者。
③暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律77条。以下この号において「法」という。)第2条第2項に規定する暴力団(以下「暴力団という。)
④法第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)
⑤暴力団または暴力団員と密接な関係を有する者。
⑥役員等(プロポーザルに参加する者の代表者もしくは役員またはこれらの者から県との取引上の一切の権限を委任された代理人をいう。)に暴力団員または暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有する者がいる法人。
⑦プロポーザルに参加する個人から公益財団法人滋賀県体育協会との取引上の一切の権限を委任された代理人が暴力団員または暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有する者である場合における当該個人。
⑧暴力団員または暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有する者がその経営に実質的に関与している個人または法人。
(5)プロポーザル参加表明書を提出した者であること。
【3公募型プロポーザル実施の日時、場所等】
1.プロポーザル実施要領等の配布場所および問い合わせ先:下のリンクからファイルをダウンロードしてください。なお、 郵送による配付も行いますが、その場合の送料は交付希望者がご負担ください。
公益財団法人滋賀県体育協会事務局本部 生涯スポーツ担当 岩崎貴文
〒520-0807 滋賀県大津市松本一丁目2-20 滋賀県農業教育情報センター4F
TEL:077-511-9955 FAX:077-521-8484 メール:t-iwasaki@bsn.or.jp
2.参加表明書の提出期限: 平成29年6月16日(金曜日)時まで
3.参加表明書の提出方法および提出先: メールまたはFAXで提出してください。提出先は1.と同じです。なお、持参する場合の受付時間は、土日、祝日を除く平日9時から17時までとします。郵送の場合は、記録が残る簡易書留郵便等で行い、提出期限までに必着とします。
4.説明会: 実施しません。
5.企画提案書の提出期限: 平成29年7月10日(月曜日)17 時まで
6.企画提案書の提出方法および場所: 持参または郵送により提出してください。 提出場所は1.と同じです。なお、 持参する場合の受付時間は、土日、祝日を除く、平日9時から17時までとします。郵送の場合は、記録が残る簡易書留郵便等で行い、提出期限までに必着とします。
7.見積価格: 企画提案書内において見積価格を呈示してください。なお、見積書は、参考価格を超えないものとし、契約相手方が決定の後、見積り書を提出いただきます。
8.企画提案書の提出部数: 会社の代表者印を押印した原本1部と、コピー6部
9.公募型プロポーザルにかかる質問等: 本プロポーザルにかかる質問については、6月16日(金曜日)17時までにメールまたはFAXにより担当あてに提出ください。この場合、受信確認のため必ず電話で確認してください。なお、回答については、質問を取りまとめ6月21日(水曜日)を目途に公益財団法人滋賀県体育協会のホームページに掲載し、個別には回答しません。
ホームページアドレス:http://www.bsn.or.jp/
【4審査および契約予定者の決定方法等】
1.契約予定者の決定方法:公益財団法人滋賀県体育協会が設置する審査会において、提出された企画提案書等をもとに、提案内容を総合的に勘案して評価の高い者を当該事業の委託先候補者として選定します。
2.評価項目および評価点:平成29年度スポーツ情報誌「Bispo+」企画・作成等業務委託事業者選定に係るプロポーザル実施要領によります。
【5その他】
(1)本プロポーザルに係る経費は、参加者(提案者)の負担とします。
(2)本プロポーザルに関連して提出された書類等は返却しません。なお、提出された企画提案書の記載事項については、提案者に無断で他の目的に使用しません。
(3)企画提案書等を受理した後の内容の変更(加筆、修正、差し替え等)は認めません。
【お問い合わせ先】
公益財団法人滋賀県体育協会事務局本部 生涯スポーツ担当 岩崎貴文
住 所:〒520-0807 大津市松本一丁目2-20 滋賀県農業教育情報センター4階
TEL:077-511-9955 FAX:077-521-8484 メール:t-iwasaki@bsn.or.jp
【終了】「総合型地域スポーツクラブシンポジウム2017」開催のご案内
「総合型地域スポーツクラブシンポジウム2017」を、3月11日(土)10時から、滋賀県立男女共同参画センター(近江八幡市)にて開催します。今回は、「繋がることで生まれる地域の可能性」と題し、健康づくりに取り組むクラブ、大学等と連携が図れているクラブの県外の2クラブにお越しいただき、事例紹介とパネルディスカッションをおこない総合型地域スポーツクラブの可能性と地域における役割を考える機会にしたいと思います。総合型地域スポーツクラブ関係者以外の方でも、地域スポーツに興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。詳細とお申し込みは、こちらのチラシをご覧ください。
「クラブセミナー2017」開催のご案内
3月4日(土)、サン・ビレッジ近江八幡にて「クラブセミナー2017」を開催します。「幼児期からの運動遊びを学ぶ」と題し、“運動遊び”の実技を中心とした研修会になります。日本体育協会「アクティブ・チャイルド・プログラム」普及・啓発プロジェクト委員でもある東京学芸大学の佐藤善人准教授を講師としてお招きし、子どもが、“楽しみながら” “積極的に”からだを動かすための指導法を身につけることを目的とした研修会です。総合型地域スポーツクラブやスポーツ少年団関係者、市町スポーツ推進委員、また、幼児期の運動遊びに関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。尚、参加費無料、定員50名とさせていただきます。参加を希望される方は、こちらの「チラシ・受講申込書」から、お申込みください。
公益財団法人日本体育協会「アクティブ・チャイルド・プログラム」